「CLUB CEO」放送情報【178回放送】エノテカ株式会社 堀 慎二 代表取締役社長

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 経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)にエノテカ株式会社から堀 慎二 代表取締役社長にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目 前列左から堀社長、五十嵐。後列左からZ世代ゲスト川崎さん、SMBCCF鈴木さん、Z世代ゲスト南さん
 2枚目 左から堀社長、五十嵐

放送日 :2025年8月24日(日) 7:00~7:55
放送局 :interfm(FM897)      
出演者 :堀 慎二 (ほり しんじ)さん
      (エノテカ株式会社 代表取締役社長)
略歴>
1973年 神奈川県横浜市生まれ
1996年 桜美林大学 国際学部卒業
    繊維業界、機械工業系部品業界、冠婚葬祭の生花業界、化粧品業界など、
    多様な業界において一貫して海外を舞台に営業、企業経営に携わる
2014年 エノテカ株式会社 入社 海外事業部 担当部長
2015年 同 海外事業部(現:国際事業部) 事業部長
2016年 同 執行役員 就任
2021年 同 常務取締役兼常務執行役員 就任
2022年 同 代表取締役社長 就任(現職)

Z世代  : 南 宰さん(ZEN大学 知能情報社会学部 1年生)
活動>「不登校サポートネット石川」代表。フィギュアスケーターとして活動後、高校では全国2万人規模のN高生徒会で予算1,000万円を運用し、国内外で100人以上と対話。現在は不登校支援や能登復興土産の開発、さらに「探究甲子園」「万博関連プロジェクト」を通じ、探究学習の普及を全国で推進中。

Z世代  : 川崎 裕美さん(聖心女子大学 現代教養学部 国際交流学科 4年生)
活動>フランス・パリへ留学し、言語や文化を学ぶとともに、デザイナーのSNS運営やパリ・ファッションウィークに携わる。大学2年次には学生団体「HER CARE」を立ち上げ、学内での生理用品無償設置を実現。現在はジェンダー、フェミニズム、言語と社会の関係性、グローバル・コミュニケーションをテーマに活動。

放送内容: スタジオで紹介されたスパークリングとロゼ
番組では、まずイタリアの生産者、ベラヴィスタが手がける「アルマ・アッサンブラージュ」が紹介されました。シャルドネを主体とする
エレガントなスパークリングワインで、Z世代ゲストからは「爽やかな香りと奥に力強さを感じる」との感想が寄せられました。
続いて、フランス・ボルドー産のロゼワイン「ムートン・カデ・ロゼ・オーガニック・バイ・マチルド」が提供されました。堀社長からは、南フランスをイメージさせる味わいに仕上げられた、オーガニック栽培のワインだと紹介がありました。Z世代ゲストからは「南フランス旅行を思い出す」とのコメントがありました。
左から、ベラヴィスタ アルマ・アッサンブラージュ
ムートン・カデ・ロゼ・オーガニック・バイ・マチルド

世界12カ国・約2,500種類のワインを取り扱い
エノテカは、世界各国のトップワイナリーから直接買い付けた高品質なワインを取り扱う輸入会社です。世界約12カ国から約2,500種類のワインを直輸入しており、取引先は約400社にのぼります。日本国内では約50店舗を展開し、オンライン販売に加え、ホテル・レストラン・スーパーなどへも幅広く卸しています。

契約書に頼らない信頼の取引
ワイン業界では、生産者とバイヤーの関係において、「契約書がない世界」と言われることがあります。
ワインは農作物であり、ワインの生産量や出来は気候に大きく左右されるので、契約書で縛るのが難しいという点があります。そのため、人間関係が何より重視され、生産者との長期的な信頼関係によって取引が継続されます。堀社長は年間の半分近くを海外で過ごし、生産者と直接会って対話しながら、新しいヴィンテージをテイスティングして販売計画を立てています。こうした活動を通じて、持続的なパートナーシップを築いています。

徹底した品質管理
輸入に際して、航路や季節によって温度変化を防ぐ冷蔵コンテナ(リーファーコンテナ)を使用し、輸送段階から品質を保持しています。また、店舗や倉庫では24時間体制で温度を一定に保ち、消費者へ最高の状態でワインを届ける体制を整えています。

未来創造会議テーマ『ワインの魅力とは』(Z世代→経営者)
 南さん:ワインは日々進化していて、色々な工夫がされていると思います。AIが出てきたことでワインの分野にどんな影響があるのかをお聞きしたいです。

 堀社長:AIはワインの分野でも、人間の能力を補完・拡張する形で使われています。例えば「AIソムリエ」という技術では、風味や成分を分析して、消費者の嗜好に合わせたワインを提案したり、新しいワインを造る取り組みが進んでいます。

川崎さん:「AIソムリエ」という言葉を初めて聞いたのですが、人間の五感のうち味覚や嗅覚がAIに奪われるのは、ちょっと怖いなと思いました。

 堀社長:実は業界でもちょっと裏話があります。2012年ごろ、あるインドネシア人が安いワインを巧みにブレンドして、何百万円もするような偽造ワインを大量に造った事件がありました。専門家でも判別が難しいほどの出来栄えでしたが、実際には存在しないヴィンテージを勝手に作ったことで発覚し、FBIが動く大事件になったんです。当時は特殊技能だと思われていましたが、AIが進化すると、そうしたものが簡単に造れてしまうのではという懸念もあります。私たちは生産者と直接向き合い、気候変動に苦労しながらワインを造る姿やストーリーにロマンを感じて買い付けていますので、機械的に造れてしまうのは少し寂しいですね。

川崎さん:ワインは食事や家族との時間に寄り添うものとして身近でした。最近は若者のアルコール離れが進んでいて、「ソバーキュリアス(あえて飲まないという選択)」という言葉も広がっています。ワインでどうやって世界とつながっていけるのかが気になっています。

 堀社長:確かに注目すべき動きですね。エノテカはアサヒグループの一員として、2020年から「スマートドリンキング宣言」を掲げています。飲む人も飲まない人も互いを尊重し合える社会を目指し、ノンアルコールを含めた選択肢を提供するために、「ワインテイスト飲料」というカテゴリーも販売しています。以前は風味が薄いと言われていましたが、最近は技術革新により、 本物に近い味わいのものが増えています。

未来創造会議テーマ『Z世代と海外』(経営者→Z世代)
 堀社長:私自身のキャリアも含めてずっと海外に関わってきましたし、私たちの学生時代は卒業旅行も含め、海外に行くのが当たり前の時代でした。最近はZ世代の方々があまり海外に行かないという話をよく聞きます。日本のパスポートは世界的にも非常に強く、190か国以上に渡航できるのに、取得率はわずか17%ほどです。今日はぜひ若い方々の考えを聞いてみたいです。

川崎さん:私はフランスに留学したり、海外旅行でさまざまな国を訪れました。「海外でしか味わえない雰囲気や香り、五感を使って楽しむ感覚」には強く共感します。やはりAIでは到達できない経験があると思います。海外旅行が身近になったからこそ、「いつでも行ける」という意識が働いて、行かなくなっている人もいるのではないかと思います。

 南さん:僕はこれまで13か国行ってきたのですが、「香り」や「街の空気」「人の雰囲気」は、実際に行かないと分からないと思います。同世代で行かない人の理由を考えると、「お金がない」「パスポートを取るのが面倒」「英語が話せない」など、現実的な理由が多い気がします。「日本にいながら海外っぽさを味わえる時代」になってきているとも思います。東京では外国人の方も多く、街を歩いていても「日本人より多いのでは」と思うくらいです。

川崎さん:渋谷にいると英語やフランス語が聞こえてきて、まるで海外にいるように感じることもあります。

 堀社長:昔に比べて外国人は増えましたね。そういう意味では、日本にいながら海外の雰囲気を感じられるようになったのかもしれません。

番組を通じてZ世代の感想
 南さん:ワインの偽造事例があると聞いて、「本当のワインとは何だろう」と考えました。本物のワインとは、作り手の思いや魂が強く込められたものではないかと思います。

川崎さん:今の時代だからこそ、「AIソムリエ」という言葉が出てきました。その中でも、パッションや思い、こだわりを持って生産者の方々が生み出す、唯一無二の価値を持ったワインには、本当にロマンが詰まっていると感じました。この時間を通して、私は改めてワイン文化が大好きだということを実感しました。

堀さんにとって、「良いワインとは?」
 > 『感動を与えられるもの』

選  曲:
1曲目)Can’t Stop The Feeling(Justin Timberlake)※堀さん 
2曲目)Good Time(Owl City & Carly Rea Jepsen)※堀さん
3曲目)Champagne Supernova(Oasis)※南さん
4曲目)サマーブリーズと君の影(Citypopvibes)※川崎さん

企業情報:エノテカ株式会社
設 立:1988年8月31日
代表者:代表取締役社長 堀慎二
所在地:東京都港区南麻布五丁目14番15号
事 業:ワインの輸入、ワインショップ事業(店舗、バーの運営)、通信販売事業、BtoB事業、国際事業、レンタルセラーの運営
資本金:17億6166万円 ※2024年12月31日
社員数:単体724名、連結955名(2024年12月31日時点)
事業展開エリア:日本、香港、シンガポール、中国、韓国、台湾、タイ、ベトナム

~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講 師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 鈴木 麻里さん
テーマ :「貿易」
内 容 :貿易とは
貿易とは、外国を相手にモノやサービスを売り買いすることです。外国にモノを売ることを「輸出」といいます。また、外国からモノを買うことを「輸入」といいます。
日本の輸出品・輸入品
輸出額で多いもの:自動車、半導体、鉄鋼
→日本の高い技術力が世界から評価されていることがわかります。
輸入額で多いもの:原油、液化天然ガス、医薬品
→日本はエネルギー資源が少なく、輸入に頼っていることがわかります。
先進国では貿易は自由であるべきだという考えが前提となっています。しかし、完全に自由を認めているわけではありません。
具体的には、輸入関税を設けて安い価格のまま国内に流入することを防いだり、輸入数量そのものを制限したりして、国内の産業を保護しています。私たちの身の回りにある海外製品やサービスは、貿易があるからこそ受けられる恩恵です。日本で豊かな生活を送ることができるのも、海外からの輸入に頼っている部分が多々あります。買い物に行って品物を手に取ったときは、どこの国で生産されたものなのかを意識してみると、世界経済の見方が変わってくるかもしれません。

<収録の様子>

※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。

なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。
 ・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらに、CLUB CEO番組公式のYouTubeチャンネルでは、就活・起業を目指す学生に、このチャンネルでしか聞けない経営者の生の声を配信しています。
CLUB CEOのYouTubeチャンネルをチェックしてみてください!
・公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CLUBCEO-rm9kx
・エノテカ株式会社 堀社長: [こちらからご視聴いただけます]

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、
個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
 番組名 :「CLUB CEO」
 放送局 : interfm(FM897)
 放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
 進行  :ナビゲーター五十嵐彰
(株式会社CMerTV代表取締役社長)